25年目のごあいさつ
この春、24回目の決算を終えて寿郎社は25年目に入りました。 36歳のとき、いくつかの出会いがあって勢いで出版社を始めてしまったわたしも還暦となり、信じられない思いでいます。 なんとか四半世紀、会社もわたしも持ちましたことに感謝をいたしまして、本日よりネットで記念セールを行...
『芦別——炭鉱〈ヤマ〉とマチの社会史』刊行記念シンポジウム
『芦別——炭鉱〈ヤマ〉とマチの社会史』刊行記念シンポジウムが開催されます。 日時:2024年3月3日(日)13:00〜15:00 (開場12:00) 場所:芦別市立図書館 主催:産炭地研究会(JAFCOF) 共催:星の降る里百年記念館・早稲田大学総合人文科学研究センター...
謹告 『彼女たちの北朝鮮 脱北民30人の胸走る記憶』に関して
[謹告1]小社3月の新刊『彼女たちの北朝鮮 脱北民30人の胸走る記憶』(髙島淑郎・松田由紀・芳賀恵・桑原修[編訳]、本体3600円+税)は販売を中止いたしました。出版後、翻訳出版の手続き上に問題があったと判断したためです。書店の在庫は順次回収いたします。(寿郎社)...
『近現代アイヌ文学史論〈近代編〉』正誤表
〈正誤表〉 『近現代アイヌ文学史論〈近代編〉』の文中に誤りがありました。お詫びして下記の通り訂正いたします。(著者 須田茂) ●25頁7~11行目 誤 北海道アイヌ協会は、「北海道ウタリ協会」であった一九八〇年から自らアイヌ史編纂に着手し、北海道ウタリ協会アイヌ史編集委員会...
小栗静雄著、「へぐり語録」編集委員会編『精神保健福祉の実践 北海道十勝・帯広での五〇年』を出版しました!
「精神障害者」と呼ばれる人たちとどう向き合ってきたか――。精神病者を「私宅監置」していた家がまだあった昭和の時代から、日本の精神保健福祉活動の先進地・北海道十勝地方で、精神科のソーシャルワーカーとして働いてきたベテランPSW(精神保健福祉士)の〈へぐりさん〉が、自問自答しな...
北澤一利著『ふまねっと運動のすすめ 認知機能を改善する高齢化地域の健康づくり』を出版しました!
あみを踏まずに歩くだけで高齢者の「注意力」「集中力」「記憶力」がアップする、ふまねっと運動。だれでもできる、どこでもできる、楽しくできる筋トレいらずの運動だから、いま、国が進める「ポピュレーションアプローチ」の実践例としても注目され、全国の介護施設や行政の健康づくり講座に広...
玄武岩・金敬黙編著『新たな時代の〈日韓連帯〉市民運動』[寿郎社ブックレット4]を出版しました!
国家間の関係が最悪の今こそ、市民による「日韓連帯」の共同体験を体験を掘り起こし、バージョンアップさせることで、政治権力に翻弄されない新たな関係を構築する――。ナショナリズム、レイシズムの暗雲をはねのけ、新たな「日韓連帯」の可能性を、日韓関係の研究者・交流事業の実践者たちがさ...
西尾正道著『被曝インフォデミック トリチウム、内部被曝――ICRPによるエセ科学の拡散』を出版しました!
原発事故後10年をへても放射線による健康被害は軽視・無視されつづけている。政府のいうトリチウムの安全性、モニタリングポストの数値、被曝線量の単位シーベルトを信じてはならない――。〈内部被曝〉も利用したがんの放射線治療に従事してきた医師による警告の書。本体1100円 2021...
田中秀穂著『家族』を出版しました!
天井裏に忘れていた言葉がある。歳月があざなう家族の禍福と郷愁。戦後の雑踏をのたくってきた男が古希を過ぎて纏めた鎮魂の第一詩集。〈北海道くらしのうた〉の第4弾。本体1000円 2021年1月刊
ぼそっと池井多著『世界のひきこもり』
各国の地中に広がる〈ひきこもり〉の豊穣な世界へようこそ。ひきこもり歴35年、「世界ひきこもり機構」を創設した50代の著者が海外のひきこもりとネットで繋がった時、「地下茎コスモポリタニズム」が出現した……。衝撃の本。本体1800円 2020年10月刊。